Thursday, March 16, 2017

ふるさとについて考えるⅣ
荻窪
 荻窪と下井草が関東バス荻10で未だに結ばれている。小さい頃は荻窪と下井草の違いが分からなかった。何故かと言うと、両方とも西友があるからだった。買い物といえば西友だった。タウンセブンがなかったから。
 荻窪西友の向かいに好味屋があったが、今はタウンセブンの中にある。ソフトクリームが美味しかった記憶があるけど、今食べると、そんなでも、やっぱミニストップが美味しいかん。その裏には露天商があったと聞くが、憶えていない。
西口、ボーリング場の一階か地下は映画館だった。
 北口、青梅街道を渡り、荻窪ドン・キホーテやパチンコ屋のあたりは東急ストアがあり、前にはペッットショップがあった。その裏、自転車置き場は成人映画館だった。もっと出てくるかな?…本屋がなくなくちゃった。
 小学校低学年までは、一人で荻窪に行けなかったから、妙な憧れがあった。
いま思えば日大二高だが、当時は勘違いで、杉並第五小、今の天沼小と称して、児童館の屋上から写生していた。延々と何枚も描いていた。こっち側から荻窪方向ばかり眺めていた。その児童館、そのままあるから、入れてもらったけど、屋上には行かしてもらえなかった。
 当時は厳しい担任にしか出会ってなくて、絵に関してはボロクソに言われていた、嫌な時代だった。戦前生まれの軍隊上がりの先生ばかりだから、殴られて当たり前の時代だった。でも、ずっと絵を描いていた。メゲずに好きで描いたよね。

今はそんな荻窪の憧れが薄れちゃったかな。

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